自分を取り戻す時間

先週あたりから、仕事から帰ってきた後、小一時間ほど家の近くを歩いている。

以前は時折通っていたジムになかなか行かれなくなったかわりに運動量を確保する、たまったPodcastを聴く、外の空気を吸って気分転換する・・・いろいろと理由はある。

住宅密集地をすり抜けたり、川沿いを歩いたり、坂のあるところを行ったり、高速道路の脇を通ってみたりと、歩いてみるとコースによっていろいろと楽しめる。

帰宅時間がそれほど早くないから、家で大人しくしてからだを休めるのも大事なのだが、最近は重たい空気を背負って職場を出てくるため(空調の設定温度が上がり、不快指数が上がっているためでもあろう。地球には多少優しいのだが。)、それを、眠る前にどこかに置いてくる時間として、そして、何気ない風景を眺めながら自分を振り返るために貴重な時間となっている。

同じように歩いている人、ジョギングする人、家路を急ぐ人、酔っ払ってフラフラしている人・・・。すれ違う人も様々である。そして、すれ違うたびに「この人、どんなことを考えながら歩いて(走って)いるのかな。今日はどんな出来事があったのかな」などと想像してみるのも面白いものである。

どんなにしんどいと思って帰ってきたときでも、小一時間歩いて戻ってくると、少し気持ちが楽になっていることが多い。この歩いている時間は、文字通り忙しさに心を亡くしている私が、自分を取り戻すための時間と言ってもいいだろう。
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