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実践が難しい指針

厚生労働省が、こんな指針を発表しようとしている。

「健康づくりのための運動指針2006 ~生活習慣病予防のために~」

スポーツや日頃の動作を、身体活動の強さ(安静時の何倍に相当するかで表現するらしい)であらわし、それが、1週間積み重ねてどれだけの量になるかで、生活習慣病のリスクを図ろうというもののようだ。

この身体活動の強さを、"メッツ(強度)・時"という単位を用いて表現しているが、面倒なので個ここでは仮に"個"としておこう。
1個に相当する運動は、例えば次の通りである。
  普通に歩く:20分
  軽めのウエイトトレーニング:20分
  エアロバイク(負荷100W):11分
  ランニング:8分(時速8km)、6分(時速6km)
  エアロビクス:10分
  床掃除:20分
  階段の上り下り:10分


そして、これらの積み重ねで、1週間の身体活動が23個に満たないと、生活習慣病のリスクが高い、ということのようだ。

私の場合、平日の通勤で確実に片道20分歩くので10個。ジムに行ったときに、マシン使ったトレーニングが、途中の休憩時間省けば20分になり、加えてバイクを負荷100Wで25分こいでるから1回行けば3個。しかし、23個達成には、週4回行かねばならず、これは無理。

何か基準が高すぎるような気がする。まだ案の段階のようだが、あまり現実的ではなさそうだ。
by h-katopon | 2006-07-26 01:25