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東京の宿

昨日の予告どおり、丸の内ホテルに絡めたお話を。

月に約1度のペースで、東京に来る生活が5年ほど続いている。
レッスンを受けることが目的である。(一時期、それ以外の目的もあったがその話はスルー)
で、実家があるのは埼玉県鴻巣市。東京駅から計算すると北へ50キロ。上野から高崎線で50分のところにあるから、そこから都内に出るのは一仕事となる。そのため、時間に余裕のないときは、「金が勿体無い」と思いつつ、都内のホテルに泊まることにしている。

選んでいるホテルは、宿泊代1万円前後のところ。大門の「芝パークホテル」、目白の「リッチモンドホテル東京」、東京駅近くの「八重洲富士屋ホテル」あたりが、よく使っているところ。

で、お盆休みに帰るときには、「頑張ってる自分へのご褒美に、ちょっといいとこに泊まろう」と、いつもよりグレードの高いホテルに泊まることを一昨年から試みている。昨年までは「ロイヤルパーク汐留タワー」だった。

今回、「丸の内ホテル」に泊まったのは、この趣旨もある。
部屋の広さは、確か22.8㎡あるから申し分ない。LANが使えるのも、最近できたホテルでは、当たり前のこと。そして、眼下に東京駅が見える、それだけなら良かった。

が、電車の通過音、とりわけ、一番ホテルに近く、かつ高架になっている1.2番線から出る中央線快速が通るときの音が、ベッドにいても気になった。(幸い、適度に疲れていたから、睡眠を邪魔されはしなかったが)これがなければ、部屋の居心地はよかったし評価上ったのだが。

食事は、可もなく不可もなく、という感じ。部屋に届いた新聞を持ってレストランに行ったら、席に案内されたと同時に取り上げられたのには腹が立った。(後ほど謝って新しいものを持ってきてくれたが)

特記すべきは、同じ建物の階下に「丸善」があることだろうか。朝9時からオープンしており、遅めの朝食のあと、散歩がてらに本や文具を見ながら時間を過ごす、また連泊するときは、その本を持ち帰って部屋でゆっくり読む、ということもできる(あまりいないかなぁ、そんなことする人。でもゼロじゃないだろうな)。

東京駅にすぐアクセスできる、同じ建物内に、丸善だけでなくコンビニや飲食店も充実しており、使い勝手はいいのだが、なにぶん列車の通過音が私にはひっかかった。こんな感じだから、宿泊代には割高感が否めなかった。

次の機会には、今回山Dが一泊使用している、汐留の「パークホテル東京」を試してみることにしよう。
by h-katopon | 2005-08-12 21:53 |