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自分本位に生きる

こう書くと、「自己中心に」とか「他人に対しては無関心に」というマイナス意味合いを持った表現ととられる人が多いと思う。
最近、久しぶりに読み返した本の中に、これをプラスの意味に理解させるものがあった。
その本は、トマス・レナード著「いつも『いいこと』が起きる人の習慣」(堀紘一訳)

辞書に載っている「自分本位」は「自分の利益を優先し、他人の利益をないがしろにする」というものだが、この本では、「自分を大事にする」という点にスポットを当てている。そして、自分のしたいこと、本音をはっきり口に出して言うことは、自分にとっても相手にとってもプラスになるのだ、とも言っている。

さて、自分が、思ったことのどのくらいを口に出しているのだろうか。
自己採点では、10%くらい。たいていは、「今は言うタイミングじゃないな」とか「何の反応もなかったときが怖い」などと言い訳を作って、多くを語らない。

でも、この態度は改めなければならない。先日も「そこまで考えてるのに、その気配すら見せない。それは絶対損だよ」と指摘されたばかり。こう言って、気づかせてくれたその人に感謝。