いつまでも歌を!!
1996年、アラウンドシンガーズの一員としてアメリカ演奏旅行に行った際、最後のボストン公演の後のレセプションで、恐る恐る近づいて貰ったサイン。
お名前と共に添えて下さった「いつまでも歌を!」のひとことを、その後、ずっと胸に抱きながら歌い続けてきた。
あれから16年が過ぎた。
その一言を添えて下さった、畑中良輔先生が、今日、天に召されたと報じられた。
90歳。間質性肺炎をわずらっていたとのことだが、上で先にサインして下さった北村先生をはじめ、次の世代の指揮者が先になくなってしまう中、つい最近までお元気でタクトを振られていたようである。
私が先生の指揮で歌ったのは、94年の「水のいのち」と、96年の「月光とピエロ」にアラカルト数曲。一番印象に残っているのは、先日もこのBlogで「あの瞬間」と書いた「水のいのち」。
同じくらいに印象に残る、新たな「あの瞬間」に出会うために、これからも歌い続けます。
安らかにお眠り下さい。
by h-katopon
| 2012-05-24 20:45
| 音楽