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「色」がほしい

3月11日に書いた、エヴォリュエ演奏会で感じたこととして巨匠こと飯沼京子先生のHPへの私の書き込みの一言である。

今日、仕事&よどこん練習を終えて帰宅後、HPに立ち寄ってみたら、早速お返しのコメントがあった。非常に丁寧に答えていただき、「恐れ入りました」と思わずにはいられなかった。

「歌」は「訴う」が語源となっているから、曲を通して自分が伝えたいものが織り込まれた声にならなければならない。13年前、母校の合唱団でパートリーダーになったとき、所信表明として部員の前で述べた一言である。

では、それが実践できているか? 答えは、Absolutely No. である。

昨年、移川澄也門下生(と言っても「声楽を師事している」ではなく「発声法を学んでいる」というレベルだが)が会して、日頃のレッスンの成果を出し合う発表会(我々は「研究会」と呼んでいる)に初めて参加した。そのときの模様は、録音されており、ときどき聞いているのだが、私の声、どう考えても平板である。表情がない。「譜面に書かれた音を追いかけました」という状態。

だから、冒頭のコメントなどしようものなら「お前、何様のつもりや?」と言われてもおかしくないのだが、私自身も、また私が所属する合唱団も発展途上。これから、お互いにいい刺激をしあいながら、聴き手も巻き込むようないい歌を歌っていきたい。そんな思いでいっぱいである。

(そんな訳で、きょーこさん、今後とも宜しくお願いします!)
by h-katopon | 2005-03-13 22:56 | 音楽