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なにわコラリアーズ 第14回演奏会 無事に終了いたしました。

ご来場いただいた皆様、陰で支えてくださった皆様、そして、どこかで応援してくださっている皆様、本当にありがとうございました。

開演時、一杯のお客様で埋め尽くされた客席を見たとたん、目頭が熱くなりました。

生演奏でつき物の傷やちょっとしたハプニングなどはございましたが、「今、この場所で歌うことのできる幸せ」を感じながら歌いきることができました。

その思いが客席に届くよう、もっと表情豊かに歌えることを目指して、また精進の日々が始まります。
# by h-katopon | 2008-05-11 21:12 | 音楽
「いい歌が歌えますように」

この言葉は、大学時代、所属していた別の合唱団の常任指揮者であった故・加藤磐郎氏が、自身が振られていた別の合唱団の演奏会のパンフに寄稿された際、締めの言葉として必ず書いておられたものである。

仕事の疲れやストレスを引きずったり、体調も万全でなかったり、思うような準備ができなかったり・・・、「もうこの日がきてしまった」という思いで演奏会当日を迎えることが最近増えてきている。

しかし、ステージに立てばそんな言い訳は全く許されない。とにかく、今、自分のできること全てを出して歌い上げるだけである。

そして、なにコラ演奏会を目前にした今、私は、いつもの本番直前と同じように、この一言を心に刻む。

いい歌がうたえますように。

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西宮で、皆様のお越しをお待ちしております。
# by h-katopon | 2008-05-10 23:26 | 音楽
なにわコラリアーズ 第14回演奏会

<日時>
5月11日(日) 14:00開場 15:00開演

<会場>
兵庫県立芸術文化センター大ホール
(阪急神戸線西宮北口駅下車すぐ)

<曲目>
・Raua needmine
・男声合唱のための「おらしょ」カクレキリシタン3つの歌
・アラカルトステージ(中身はお楽しみ 笑)
・Zigeunermelodien

全席自由 2,000円(学生 1,000円)

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ちょうど「母の日」にあたるこの日、お時間に余裕がある方も、ちょっとお忙しい方も、是非、西宮に我々の演奏を聴きに来ませんか。

最高のホールで、力強さと繊細さを併せ持った音楽をお届けいたします。


こう宣伝しておきながら、私自身は、体調不良で、今日の練習も途中で抜ける、という始末。
とにかく、休息をしっかりとって(連休中も比較的ゆっくりしたとは思うが)、少しでも良い状態で11日を迎えられるようにいたします。
# by h-katopon | 2008-05-06 20:29 | 音楽
ラ・フォル・ジュルネに出演している、他の国の演奏家の方々が、日本の印象を問われ、「聴くことに集中している」「非常に静かに聴いてくれている」など、好意的な発言をしてくださる。

言われてみれば、3歳以上の子供の入場が許されているこの音楽祭(一部、0歳以上入場可のものもある)、その子供たち、私が聴いた公演で居合わせた子供たちは、大人しく演奏を聴いていた。
もっとも、中には、じっとしていられなさそうなわが子を見かねて、演奏途中に退場する方もいたが。

「音楽祭にしては」という但し書きがついているのかもしれないな。でも、こう見られていることは非常にありがたいことである。
ラ・フォル・ジュルネがらみで話題をもう1つ。

今回の音楽祭で、印象に残る演奏家として確実に名前が挙がるだろうと思われるなかに、レネゲイズ・スティール・バンド・オーケストラというグループがある。

スティールドラム(ドラム缶をそのまま、あるいはある程度の大きさに切った風貌のもの)ばかりの数十人のグループである。

スティールドラム、というと、カリビアンミュージックを連想する人が多いだろうが、彼らが演奏するのは(今年のラ・フォル・ジュルネなら当然だが)、なんとシューベルトの曲である。

私も、偶然、オープンスペースで、交響曲第8番「未完成」の第一楽章を演奏している模様をちょっとだけ見ることができた。どこかカリブの香りのするシューベルト作品。ただただ驚きであった。

また日本で演奏するチャンスが訪れないかな、と、今から心待ちにしている。

それにしても、面白かったのは、彼らの舞台での衣装。男性は黒のスーツに蝶タイ、女性も黒の上下と、それなりにフォーマルな装いを意識しておられる一方、履いている靴は、なんと皆揃ってスニーカーなのだ。そのアンバランスさが、また面白かった。
# by h-katopon | 2008-05-04 00:14