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似たような言葉を、20年以上前に大手予備校の教室で見た覚えがあるが・・・。

トヨタの生産性に関する話題で必ず出てくる改善(カイゼン)。

今や、KAIZENとして、日本以外でも通用する言葉となった。事実、勤務先の海外工場でもKAIZENを合言葉にした活動で生産性が大きく上がった、という実例がある。

このBlogのネームカードにも書いているが、私が大事にしている言葉のひとつに、Go extra mile.(もう1マイル行こう)がある。言葉は何でもいいのだが、こういう、わずかな距離でもいいからもうちょっと前に行こう(レベルを上げよう)という姿勢、そして、KAIZENに象徴される、「もっとよくなる点がないか」を愚直に見つけ、実際によくするためのアクションを起こしていく。

仕事に限った話ではない。歌でもそうだし、家庭生活でもそうである。

行きすぎると自己否定につながってしまうため注意が必要だが、やはり1ミリでもいいから今より良くしておこう、という態度そして実践を忘れてはならない。

なぜこんなわかりきったことを書くか。自分ができていないからである。
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ソニーの社長を務められた大賀典雄さんがお亡くなりになった。

ソニー在籍時の功績は数々のサイトに書かれているからここでは省略するが、やはり大賀さんについて特筆すべきは、実は芸大出身の歌手だった、ということ。

数年前、大賀さんの書かれた本を読んで、ソニーから声がかかった時のいきさつなどにも触れる機会があったのだが、残念ながら読んだ中身を忘れてしまった。

もし、そのまま歌手になられたとしても、偉大な存在になられたと思うが、井深大氏が経営者としての手腕も見抜いてソニーに誘った(入社していきなり製造部長を任されている)とすれば、まさに先見の明というべきであろう。

大賀さんに関して忘れてはいけないのは、軽井沢の駅近くに建っている「大賀ホール」。確か、退職金を使って建てたと聞いた。「世のため人のために自分の稼いだお金を使う」という姿勢が強く感じられる。これはなかなかまねのできる事ではない。

これまでに、大賀ホールで2度歌う機会があった。舞台と客席が近く感じられ、演奏者も聞き手も一体となることができる空間であった。今年、また夏に歌いに行く可能性があり、楽しみにしているところであった。

大賀さん、安らかにお眠りください。残して下さったホールは、我々音楽を愛する者が、良い音楽を発信するために大事に活用致します。
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by h-katopon | 2011-04-24 23:27
統一地方選挙後半戦で、当地・周南市では市長選が行われる。

4年前と同じ顔ぶれによる一騎打ちだが、大きな争点がある訳ではない。

しいて言えば、現職市長が掲げる徳山駅周辺の整備や道の駅構想を、推進するか、
それとも見直すか、といったところか。シャッター街と化した駅前に人を呼び戻すか
は軽視できない問題ではあるが、それをどう進めるのか、選挙公報を見ただけでは
よくわからない。

政治を託す人を選ぶ場合、「何をしようとするか」で決めるのは大事なこと。しかし、
それだけで決め手がない場合は「『あなたに託したい』と思えるかどうか」という、
漠然な判断基準に頼らざるを得ない。

その基準は、話している中身もさることながら、見た目の印象も気になるところで
ある。今回の選挙で、期日前投票を済ませた私が投票用紙に書いた名前も、結局
はそれで選んだものである。

服装、立ち振る舞い、言動・・・。そういったものをトータルで考えて「あなたになら
任せられる」と思える人に託すこと。

それは、決して選挙だけの話ではない。

先日、職場の面談で、その気付きを得る話をいただいたところである。

今は、残念に思われてしまう面もあるようだが、それを克服して信頼を置いて
いただける人になれるか。今年度の課題はそこに置こう。
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先週末のワールドビジネスサテライトで、海外へ製品を輸出する際に放射能汚染の心配がないかを検査し、証明する書面を添付した上で発送する、という機械メーカーの話が紹介されていた。

こうした証明する書面を出せば購入してくれれば良い方で、今回の原発事故を理由に、購入先を日本以外での製造品に変える、という動きもあるだろう。

私もメーカーに勤務いるから、人ごとではない。
仕事が経理寄りで直接サプライチェーンにかかわっているわけではないから、実際自分の勤務先がどうなのか、全てをつかんでいるわけではないのだが(つかんでいてもここでは書けないが)。

逆に、自分が取引している外国で、今回の福島第一原発のような事故が発生した、とすれば、リスク回避を目的に、他の国のメーカー品の調達に動いたかもしれない。

今、東北地方の製品を積極的に買っていく、という行動は大事なことである。併せて、次に他国で同様の問題が生じた時、同じ消費行動が取れるか。いや、取れるかじゃなくて、取るようにする。その姿勢も育てておく必要がありそうだ。震災からの学びに、そのことも含まれるべきだろう。
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昨年から関わっているプロジェクトで、コンサルタント会社の方が必ずデジカメを持参するのを見て、最初は不思議だった。

それが、ホワイトボードに書かれたものを撮る目的だと聞き、「なるほど」と思い、自分も会議の時など、できる限りデジカメを持参するようになった。

もっとも、最近は携帯のカメラの解像度も高くなってるから、板書を撮るためなら携帯で事が足りる。

ところが、私の場合、「やはり、普段からカメラは持ち歩いた方がいい」と、今日改めて思った。

仕事の行き帰りに、ふと良い風景を見つけた時に撮るために、である。

今日は満月。

予報では明日まで降り続くことになっていた雨も昼には止み、仕事から上がる頃に、うっすらとした光を帯びて東の空に上がる月に出会った。残念ながらデジカメを持参しておらず、携帯カメラで撮ったものもイマイチのできだった。

やはり、明日からデジカメは必携だな。

シャッターチャンスを逃した代わりに、帰宅後、バルコニーから山の向こうに見える月をレンズにおさめた。
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チケットを購入して楽しみにしていた、東京国際フォーラムでの「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2011」。

福島第一原発事故がレベル7評価に上がった(悪化した)ことを背景に、出演予定者の来日キャンセルが発生したことを受け、当初予定されていたプログラムがご破算になってしまった、と公式サイトで発表された。

残念な話であるし、「そんなに敏感に反応しなくても」との思いはあるが、同じような事態が他国で発生した時、恐らく訪問をキャンセルしたり、職場でも出張自粛の指示が出るだろうな、と考えたら、事実を受け入れざるを得ない。

もっとも、音楽祭自体がなくなるわけではなく、別の形で企画を考える、ということなので、それを楽しみにしたい。

来日をキャンセルする演奏家がいる一方で、こういうときだからこそ、と、使命感を持って日本で活動を続けて下さる演奏家もいる。その熱意に感謝したい。

そして私は、といえば、こういうときだから、と気負う訳でもなく、いつも通りに歌い続けるのみである。

いつも通りで居られることへのありがたさをかみ締めること。
それだけが、これまでとは違う。
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by h-katopon | 2011-04-16 18:01
周りを批判する発言は、できることならしたくない。

しかし、これはやはり観た瞬間「これ、どうなん?」と首をかしげずには居られなかった。

何気なく買った月刊ビジネス誌に、東京電力がオール電化のショールームのPR広告を載せていた。

雑誌は4月号。発売されたのは、3月20日。

きっと、地震発生のときには、大体の原稿が出来上がった後で、差し替えは効かなかったのだろう。

それにしても、自粛は自粛した方がいいと思うが、原発事故が起こり、計画停電まで呼びかけている電力会社が、それとは逆行する広告を出した格好になってしまった。やむを得ない事情もあったのだろうが、結果は残念というよりほかはない。
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この時期恒例の行事となっている「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」

今年は、昨年も開かれた新潟・金沢・びわ湖に加え、鳥栖でも開催されることになっているが、私が熱狂する地は、これまでに引き続いて東京にした。

今年のテーマは「タイタンたち」。
今の時代にまで演奏され、語られる作曲家たちは誰をとっても「巨人(タイタン)」と言っても良いだろうから、実質テーマなしに近いのでは、と突っ込みたくもなるが、後期ロマン派の作曲家を特集する、という趣旨だそうだ。

ロマン派。そういえば、昨年の宝塚国際室内合唱コンクールで、寺漢が金賞をいただいたのもロマン派部門。しかし、自分がロマン派の歌い方を心得ているか、というと、それはまた別の話。

わかっているつもりで何もわかっていない、ロマン派のエッセンスを少しでも感じ取ることができれば、と思っている。

もっとも、そんなに深く考えながら鑑賞していると、音を楽しむことができなくなりそうだ。

数少ない、生演奏を聴くことができる機会。まずはそれを楽しむことにしよう。
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by h-katopon | 2011-04-12 23:15 | 音楽
4月11日。

あの地震から1カ月が経った。

14時46分。多くの人がそうしたように、私の職場でも黙祷が捧げられた。

あの日、東京で感じた揺れはまだ意識の片隅に残っている。

・・・

だめだ。

やはりこれ以上は続かない。

今できるのは、被災された方々が「自分にできること」から初めてそれぞれの地での生活を取り戻すことと原発の事態がこれ以上深刻にならないことを祈ること。

そして、それを祈りつつ、自分は責任を持って普通であり続け、できる支援をすること。


まだ揺れが続いているが、これから桜前線が北上していく。

今まで以上に、はかなさに思いを馳せることになるかもしれない。
しかし、ほんの一瞬でもいいから、一生懸命綺麗な姿を見せる花たちから前に進む力をくみとることができれば。
そう願っている。

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大阪から義母が来訪したこの週末。

せっかくだからどこかに出かけよう、との妻の発案で岩国へ行ってきた。

クルマは渋滞しそうだから、と、今回移動の手段に選んだのは岩徳線。
徳山~岩国間を、山間をぬって走るディーゼルカーである。

時速は、だいたい60km/hくらいだろうか。ゆっくりではあるが景色を楽しみながら移動するにはちょうどいいスピードだった。新幹線でこの区間を走るとトンネルばかりなので、たまにはこうして在来線で外を眺めながらの旅も良い。

岩国、といえば錦帯橋。今日の目的地も、当然そこであった。

観光地である上に、桜の名所いうことで、列車の中も、同じ目的地を目指す人たちで混雑していた。

最寄りの川西駅から歩いて行った我々を迎えてくれたのは、橋の手前に広がる、桜と菜の花のコントラストであった。
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錦帯橋は、遠くから観ても、近くで観ても絵になる。
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橋自体の眺めも良いが、橋から眺める川沿いの風景も、見事であった(すみません、写真は省略です)。

お昼に岩国寿司を食し、「なぜここでこんなに行列が?」と思いつつソフトクリームも試し、と、久しぶりに週末らしい一日を過ごしてきた。

いつもは広島へ行くために通過していく場所。たまにはこうして立ち寄ってみるのもいいな。
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