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自分の名前がメディアに載る、という事態は、同姓同名の芸能人が出現したことでだいぶ抵抗がなくなった。
(もちろん、私自身を指した形で名前が載ったことはほとんどない。大学合格時に、全国紙の埼玉版に掲載されたことくらい)

しかし、その同姓同名の芸能人ではなく、私自身が(しかもHNで!)何らかの形で掲載されるのは、やはり驚かされる。

そんな経験をしたのが、この一冊である。
「結果を出す人」の仕事のすすめ方

大手メーカーに勤務の傍ら、著述や朝食会の主催など、サラリーマンの枠を超えた活動を展開される著者・美崎栄一郎氏が、ツイッターでの募集をはじめ、様々な型の推薦される本を読み、そこからえられた学びを実践した軌跡が記されたものである。

ツイッターで推薦本を募ったのが、今年に入って早々のこと。そして、この本が出版されたのは3月。推薦本は全部で200冊。すべてではないが、そのほとんどからの学びを、この短い間に実践されているのだから、その実行力はぜひとも盗みとらねばならない。

本書には、推薦された200冊が全て紹介されている。そして、ツイッターに反応して私が出した推薦本が、199冊目に紹介されていた。書店で本を手にと取った際、真っ先に前書きとあとがきを見る癖のある私。私のHNを見つけるなり、立ち読みをやめて購入を決めたのはいうまでもない。

私の推薦本として紹介されたのは、この一冊である。
人生生涯小僧のこころ―大峯千日回峰行者が超人的修行の末につかんだ世界

謙虚と感謝の心があるかを再認識したくなる一冊、というコメントが、美崎氏によって添えられていた。
同じように感じながら読んでいた本だが、その読後感は時間と共に薄れている。

読後感を思い出しながら、もう一度ページをめくることにしようか。
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仕事を終えて家に戻る道すがら、進む方向に月が綺麗に顔を出しているのが見えた。

まだそれほど高くなっていない、久々にいい構図で写真撮れるかな、と思い、帰宅後カメラを取り出して近くの湾へと足を向けた。

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同じような写真ばかり撮っているので、見飽きた、という声も上がってきそうだが、水の音以外にしない静かなこの場所が、この1年半の間にすっかりお気に入りの場所になった。

都会にいる頃に比べれば少ないが、日常生活でいろいろなことに振り回されたり、悩んだりしたときに、心をリセットさせてくれる効果が、この風景にはあるようだ。

わざわざ遠出しなくてもこうした風景を目にすることができることに感謝。
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「いまだかつてないことをやりたい」
MODOKIの指揮者・山本啓之のそんな一言から始まった、歌うものの集い。それがこの3連休に開催された。

全国から5団体。それ以外に九州で活動されている合唱団も加わり、出演者総勢300名にもなろうかという規模で行われた。

今回は2団体で出演。どちらも、出来はともかくとして客席からの温かい拍手に支えられての演奏となった。

酒の席で、雨森先生や上西先生とお話しする機会に恵まれた。

お話をうかがって実感したのは、自分の取り組みの甘さ。

また明日から、いい歌を歌うための積み重ねの日々の始まりである。


主催された山本さん、そして、自らの歌う時間を犠牲にして私たち出演団体のために尽くして下さったMODOKIの皆さん、本当にありがとうございました。そしてお世話になりました。
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by h-katopon | 2010-03-22 22:14 | 音楽
春から冬に逆戻りして、せっかく膨らんできた桜のつぼみも身を縮めたくなる今日、広島・世界平和記念聖堂での演奏会に出演した。

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初めてこの場所で歌った昨年もそうだったのだが、建物自体がオーラを放っているこの場所で歌う、ということだけで、衿を正さずにはいられなくなる。そんな思いにさせられる場所だ。

だいたい、月1回の頻度で開かれる、この聖堂での演奏会。メインは、やはりこの聖堂に備わっているパイプオルガンだろう。今日の演奏会も、合唱4曲、オルガン6曲による構成。合唱の出来は置いておくとして、聖堂に響き渡るオルガンの荘厳な音に、なぜか胸が熱くなる思いだった。

終演後、聖堂内を観ていると、足元に「望」「愛」と書かれている丸い蓋を発見した。

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「見つけた!」という思いでシャッターを切るのは、軽率な行為だったかもしれないが、いずれも心にとどめておかねばならない言葉である。

とにかく寒かった聖堂。歌う方はそれなりに寒さ対策を講じて歌っていたが、ストーブが効かなかった中で、休憩もなく1時間強の間、じっと聴いてくださっていたお客様には、心からお礼申し上げます。
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先週末、博多まで観に行った、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)のライブ・ビューイング。

演目はヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」。通常、バリトンが演ずる主役をドミンゴが演じたこと。しかもその役を、ドミンゴ自身が熱望していたこと。それらが気になって、久々に休息したかったオフ日にも拘わらず、最寄りの上演地に新幹線で1時間かけて出向いたのであった。

作品は、非常に興味深いものであった。

しかし、私の耳に残ったのは、ドミンゴが歌い上げるアリアではなく、上演前や幕間でのインタビューの最後に発せられた、表題にも書いた言葉であった。

ネットで探してみると、いくつか分かってきたことがあった。成功を祈るときに言われる言葉だということ。そして、それがドイツ語であるらしい、ということ。

手元の独和辞典を引いてみると、上記の意味は2番目に掲載され、1番目は「悪魔のねたみを買わないためのまじないになる、唾を3回吐く音」が記されていた。

いずれにしても、おまじないの言葉のようだ。

昨夜録画しておいた、昨シーズンのMETの公演(NHK-BSで放映)でのインタビューでも、この「toi, toi, toi!」が使われていたことを見ると、この歌劇場に関わる人たちにはすっかり定着しているものと思われる。

おまじない、という訳ではないが、舞台に上がる時、必ず心でつぶやいている言葉が私にもある。大学時代、初めて合唱に接したときの恩師が、自らが振る演奏会のパンフの最後に必ず、と言っていい位に書いていた、「いい歌が歌えますように」という一言だ。これからは、その一言に「toi, toi, toi!」を添えてステージに上がることにしようか。実践の機会は、早速次の週末にある。
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by h-katopon | 2010-03-02 22:45