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最近、コーヒーを飲む機会が以前に比べて減っている。

仕事の行き帰りに、かつてのように寄り道できるコーヒーショップがない、ということも要因として大きい。

しかし、それだけでなく、体がそれほどコーヒーを欲しなくなっている。

仕事場に持って行く飲み物も、これまでは家で淹れたコーヒー、が定番だったのだが、今は、むしろお茶の方が多い。

このお茶へのシフト。実はあるお茶との出会いが大きなきっかけとなった。

石川県の丸八製茶場で作られている「献上加賀棒茶」がそれである。

料理評論家の山本益博氏がお取り寄せの逸品を取り上げた本にも紹介されているので、ご存知の方も多いことだろう。ほうじ茶なのだが、商品に添付された賞味方法通りに入れたお茶は、それほど色がついているわけではない。

それでも、香ばしさと甘さが伝わってきて、美味なのである。

このお茶を知ったおかげで、お中元やお歳暮で親類から頂いているコーヒーの消費スピードが、かなり落ちている(昨冬頂いたものが、なんとなく「味落ちた?」と思えるものだったのもあるかもしれない)。

ちょっと前までは、家でお茶を入れることなどめったになかった私である。これも好みの変化なのか?
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by h-katopon | 2009-05-25 22:30 | 食、酒
かぶせていた金属が取れてしまったため、歯科医に行ってきた。

そこでの待ち時間のこと。待合室にあった地元の新聞を手に取ったところ、字が大きくなっていることに驚いた。

普段購読しているのは日本経済新聞。昔に比べれば字は大きくなっているのだろうが、字がぎっしり詰まっているという感が強い。

だから、こうしてたまに他の新聞を目にすると、字が大きくなっていることに、最初は違和感を感じるのだ。

そういえば、子供のころ、家で購読していた新聞(訪れた勧誘員の順番で決めていたのか、朝日と読売が時々入れ替わる状態だった)も、「読みやすくなります」と宣伝され、文字のサイズが大きくなった事が何度かあった。

字が大きくなっている分、もしかしたら記事(情報)の量が減っているのではないか?それとも、記事の数は同じで、一つに割り当てられる字数を減らされ、記者が要約する苦労が増えているのだろうか?

ふと、そんなことが頭に浮かんだ、土曜の昼下がりだった。
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自分の不幸せを考えないで

人の幸せだけを考えて生きていく




今日、仕事から帰ってきて偶然つけたテレビから発せられた一言。

その主は、数年前、重いけがで病床にあった作詞家の岩谷時子さん。

同じ病院で、急性骨髄性白血病と闘っていた本田美奈子さんと交わしていた、ICレコーダーを介してのボイスレターの中で語っていた一言である。

普通なら、自分のことだけで精いっぱい、いや、ともすれば、それもままならない状況の中で、こんな一言が出てくるとは。

自分の器の小ささを思い知らされる言葉として、忘れずに刻んでおこう。
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今年は、私にとって一つ区切りを迎える年である。

個人的に歌のレッスンに通い始めて、ちょうど10年を迎える年に当たるのだ。

この10年を振り返ると、レッスンを通じてかけた時間やお金と、その成果としての自分の歌のレベルアップとのバランス、という意味では、まだ先行投資の段階、という感を禁じ得ない。

「もうこれで十分」と思えるのは、おそらく「これで歌うことをやめる」と決めた瞬間だろう。それまでは、ひたすら「今より1ミリでも上手くなる」という姿勢を保ちつづけねばならない。


そういえば、来年も私にとっては区切りの年になる。合唱に足を踏み入れ、歌い始めてからちょうど20年になるのだ。「もう20年」「まだ20年」両方の思いがある。
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by h-katopon | 2009-05-12 23:10 | 音楽
5月6日の「なにわコラリアーズ第15回演奏会」は、1,600名近くのお客様の温かい拍手に包まれ、無事に終了することができた。

ご来場くださった皆様、陰で応援してくださった皆様に厚く御礼申し上げます。


連休明けの7日、半日だけ休みをいただき、ゆっくり大阪から移動。その後の1日半(じゃなかった、今日も出勤したから2日半)は、ドタバタのうちに過ぎて行った。

今日の休日出勤の帰り、見通しの良い場所で一息つきたい、と思い、まっすぐ家に戻らず、海岸でしばしたたずんでいた。こうして景色を見ながらホッとする時間を取れたのは、非常に久し振りのような気がする。

ふと空を見上げると、ぼんやりとした明かりの月が姿を現していた。

これは、ぜひ写真に収めておかねば、と、デジカメを持ち出して撮影。

気がつけば、海と月、海と夕日、そんな写真ばかりが増えているような気がする。
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久しぶりにずっと家を空けている連休。

その最後の滞在地(最初の滞在地でもあった)大阪に来ている。

ホテルは、ほぼ満室のようで、朝食のためにも行列を作って待たねばならない状態であった。
一番混むと十分に予想される8時台に行ったのだから自業自得なのだが。

今回利用しているホテルには、正面玄関の前に駐車スペースができている。

そのスペース、今まで見た中では一番車の停まっている数が多かった。

そのナンバーも、川崎、三河、岐阜、愛媛、北九州、筑豊などなど・・・。
ETC割引を利用して大阪まで来られた人が多いことがうかがえる。

もともと、(場所にもよるだろうが)家族づれなら、車での移動の方が(駐車場代を考慮しても)金銭的な負担も軽く済む、という点もあるだろう。

ホテル近くのコンビニでは、これから家路につく家族連れが、帰りの車の中での飲食料を求める姿が目についた。これも、車で移動する人が増えた影響だろう。

Uターンラッシュは今日明日がピークと言われている。昨日の朝、新幹線から眺めたところでは、名神高速の大山崎JCT付近が渋滞していた(これはUターンよりむしろ、日帰りで京都や琵琶湖を目指す車の群れだったか・・・)。いつにも増して多い車の量。イライラも募りやすいだろうが、心と時間に余裕を持っていただき、事故などが起こらないことを願うばかりである。
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一昨年、昨年に引き続き、東京国際フォーラムで催されている、La Folle Journee au Japon 2009に行ってきた。

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今年のテーマは「バッハとヨーロッパ」。昨年のLa Folle Journee au Japonの際に放送された、OTTAVAの特別番組にミシェル・コルボが出演して、次年(つまり今年)の企画について意欲的な発言をされていたことから、強い関心を持っていたものの、昨秋の転勤等々ですっかり諦めていたのだった。

やっぱり行こう、と決めたのは、以前の投稿にも書いたとおり、GW直前でのこと。チケットはほとんどSold Outだったが、なんとか2公演のチケットを購入することができた。

そのうちの1公演は、当初「メサイヤ」が演奏される予定だったところを、経済的事情で(おそらく、日本に来る旅費の捻出が難しくなったのだろう。合唱団員もおり大人数になるから)取りやめになり、この企画の仕掛け人ルネ・マルタン氏が一押しの演奏家たちを呼んで、1曲ずつ演奏してもらう、という企画だった。

「メサイヤ」取りやめでチケットの払い戻しが出たおかげで、私はおこぼれにあずかることができたのだろう。
終了時間未定で21時に始まった公演。終わってみれば23時になっていた。(La Folle Journee au Japonの公演は、1時間以内で終わるものが一般的である。 さすがにマタイ、ヨハネ、ロ短調ミサの場合は別だが)

これだけまとまってバッハの曲を聴くのは初めてであり、どの曲も満足だった。特に度肝を抜かれたのは、小曽根真と中川英二郎による、ピアノとトロンボーンでのバッハ作品をもとにした即興演奏である。

途中までは楽譜を準備していたようだが、中盤になって譜めくりの人が楽譜をたたんでしまい、「ん、これで終わりか?」と思ったら、そこからが聴きどころであった。お互いに「どう出るか」を探りながら(のように思われた)の真剣勝負。おそらくこれまでジャズをそれほど聴いていなかったであろう多くの観客たちも、最も興奮するひと時となった。

いわゆるクラシック通の人にとっては、邪道と思われる演奏だったかもしれないが、こういう聴かせ方もありだよな、と思えるのだった。
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以前読んだ「新宿最後の小さな店 ベルク」がきっかけで、私の「行きたいところリスト」に追加された、新宿駅東口の店 BERG。

今日、ようやくそのBERGに行く機会ができた。
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本で最初に紹介されていたのは、コーヒーを淹れる機械のこと。そのため、「まずはコーヒーから」とはなぜか行かず、発注したのは、数量限定で置かれていたビール。ドイツの古式製法に則り作られた「クラシックピルスナー」。

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泡立ちが少なく、香りが強いことから、ビールとは別の飲み物か、とも思いましたが、それはそれで美味でした。一緒に頼んだ「マイスターベーコンドッグ」もなかなか。

そして、その一杯では飽き足らず、ギネスとエーデルピルスによる「リアルハーフ」を注文。写真のようにしっかり2層に分かれているものの、飲むときにはうまいこと混ざり合い、またグラスを戻すと2層構造のままに。これは見ていても面白かった。

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「ちょっと一息」というノリで、お茶でも酒でもいける店。機会が減った東京行きの度に訪れたい店として、私の記憶に残ることになった。

建物を所有しているJR東日本からの立ち退き要求の圧力は相変わらずで、先般も、年間の家賃を三千万円から四千万円に引き上げると切り出してきたそうだ(もちろん、店主はそれを断っている)。この店のある一角以外は、すっかり改装されている。

圧力にも負けず、ずっと営業をを続けてほしい。そう願いながら店を後にした。
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by h-katopon | 2009-05-01 14:23