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私が大阪に移ってきてから、10年が経った。

東京からやってきた10年前のことは、以前ここにも書いたが、ちょうど見頃を迎えた桜を眺めつつ、ミュージックチャンネルで流れていた「遠く遠く」を聴きながら新幹線でやってきたのだった。

この10年で、変わったことも、変わらなかったことも、数え出したらきりがない。

ただ一つ言えるのは、この街を好きになれたこと。仕事柄、東京に戻る可能性は極めて少ないこともあり、こちらに根を張る覚悟で10年前にやって来たから、ということもあるのだが。

明日から11年目に突入する大阪生活。この先どんなことが待ち受けているか、不安もあるが、楽しみである。
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帰宅してテレビをつけたところで、速報を目にした。

植木等さんが亡くなられたとのこと。

クレージーキャッツや、「無責任」シリーズの映画を見ていた訳ではないが、「スーダラ節」は、あちこちでよく耳にしていた。そういえば父もときどき酔った勢いで歌ってたかな。。

人の寿命は必ず来るものだから仕方ないが、一時代を築いた人がこの世を去ってしまったのは惜しい。


ご冥福をお祈りします。
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by h-katopon | 2007-03-27 22:14
今年の冬は、風邪で大崩れすることなくここまでしのいできた。
いつもは、微熱を出したりして、ふらふらになることがシーズン中に1~2回あるのだが、今年はそれがなかった。

外食ばかりだった食生活を改めたり、運動を心がけたり(たとえ通勤時の20分ウオーキングだけでも)したことがからみあってプラスの効果をもたらしたのだ、と自分では思っている。

このまま、元気な状態で本格的な春を迎える・・・・はずだった。


日曜の朝から、なんとなく、喉のあたりがおかしい。腫れているようだ。
今のところ、ちょっと痛いな、と感じるだけで歌やしゃべりに支障はないのだが、響き方がいつもに比べてやや低めである。

これ以上ひどくならずに治まって。今はただそれを願うのみである。
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作家の城山三郎さんが亡くなられた。

大学の大先輩にあたる城山氏。それほど作品を読んだわけではないが、一冊だけ印象に残っている著作がある。

それは「賢人たちの世」。昭和40年代から50年代半ばまで活躍した「政界の三賢人」、椎名悦三郎・前尾繁三郎・灘尾弘吉の奇跡を描いた作品である。

官僚出身で、主要閣僚や自民党三役などの重要なポストを務めた三賢人。だが、主役としてスポットライトを浴びる、というよりは、縁の下の力持ちとして能力を発揮した人々である。

読んだのは、学生時代。当時、役人になることを目指していたこともあり、「この三賢人のように生きられたらいいな」などと思ったものである。

進む道は、その頃とは大分違っているが、改めて彼らの生き方に学ぶべきところは多いかもしれない。あの本、実家に残っているだろうか・・・

先輩、どうぞ安らかにお眠りください。
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by h-katopon | 2007-03-22 22:48
彼岸の中日の今日。墓参りに京都に行ってきた。

と言っても、特定の誰かを参る訳ではなく、いずれ両親が入る、今は私にとっての守り本尊になっている場所が行き先である。

阪急ではなくJRを使って京都へ向かう。奈良線に乗り換えて東福寺へ。いわゆる観光シーズンは外れているが、墓参りの人にまざって明らかに観光客らしき人々も多数降り立って、東福寺駅は混雑していた。

墓石の汚れを落とし、花と線香を添え、日頃守っていただいていることへの感謝の気持ちを告げる。それだけのことだが、何だか清々しい気持ちになった。

東福寺を後にし、京都市美術館へ向かう。

14日から始まった「大エルミタージュ美術館展」が目当てである。

それほどの大作が来ている、という感じではなかったが、数枚ほど、印象に残る絵に出会うことができた。

館内は大勢の人で溢れていた。順路にそった列から外れ、その後ろからざっと一通り作品を見て廻り、ゆっくり観ようと思った作品のところにもう一度戻る。このやり方をすることが最近多くなっている。

東京から移ってきたころ、「関西は混雑せずにゆっくり絵を観られるのがいいな」と思っていたが、既にそれは過去のものとなった。絵に関心を持つ方の数は着実に増えていると思う。多く見かけるのは、50代以上の、そろそろ社会の第一線から退く時期にさしかかった(あるいは退いた)人たちだが、私と同年代や、もっと若い人たちの姿も多く見かけるようになった。

美術館を出た後は、四条河原町まで散歩。いい天気、そして暖かさに助けられて、気持ちよいそぞろ歩きとなった。
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先月、東京で開かれた、北村協一追悼演奏会のパンフを友人からいただいた。

色々な人が、それぞれが持つ協ちゃんへの思いを綴っていた。

出演者もかなりの数。以前、アラウンドやセコインデで一緒に歌った仲間たちの名前も多数見受けられた。

昨年、この演奏会の話を聞いたとき、歌いに行こうか、と一瞬悩んだが、結局は大阪で静かに見守ることを選んだ。

協ちゃんの指揮で歌った日々、そしてその仲間たちと過ごした日々は既に過去のこと。大切な思い出であるし、ときどき振り返りたくなるのだが、歌に関して言えば、過去を振り返るよりも、今、自分のいる場所で一生懸命歌うことの方が大事なこと。それが自分で下した結論だった。

ちょっと昔を振り返りたくなったときは、このパンフを開いてみることにしよう。

去る13日が、協ちゃんの命日だった。

あれから1年。もうそんなに経ったのか・・・。
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by h-katopon | 2007-03-16 00:30 | 音楽
池田晶子著「14歳からの哲学」を読んでみた。

タイトルの通り、14歳に向けて書かれた本であり、易しい言葉で、しかも一言一言語りかけるようにして綴られているが、その中身は、池田さんがあとがきに「内容的なレベルは少しも落としていません」と書かれているように、22年前に14歳を通り越した私も「ん?」と考えながら読める内容だった。

働くようになると、日々の仕事や日常生活をこなすのが精一杯で、本来は折に触れて考えねばならないのだができていないこと。そんなことたちで満たされていた。

サブタイトルに「考えるための教科書」とあるが、日常生活に埋没しないための教科書として、ときには繰り返し手に取りたい、と思った1冊であった。

===

著者の池田さんは、残念ながらつい先ごろ亡くなられた。その一報を友人のBlogで目にし、偶然立ち寄った書店で平積みされているのを見かけて手に取ったのが、この本との出会いだった。
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レッスンを受けに東京へ行ってきた。

最近、移動には新幹線を使っていたが、今回は久しぶりに飛行機を使用した。

今日の帰阪の際、昼間だし、急いで帰る必要もなかったので、伊丹空港のターミナルをぐるぐると廻ってみた。(と言っても、ANAのある南ターミナルだけだが)

3~4年前から、ターミナルの3階にできている、インテリアショップのACTUS(アクタス)。ちょうど店内改装とのことでセールをやっていた。そのせいか、店を訪れる客も多い。

飛行機で往来する人だけのための施設、として空港を位置づけたら、この種の店を誘致することは全く考えもつかなかっただろう。実際、店の中のお客さんは、旅行目的で訪れた人ではなく、明らかに、この店を目当てに来ている人ばかりという印象を得た。

店から、外のデッキに出られるようになっている。親子連れ、カップルなど、多くの人が離着陸する飛行機を眺めてたたずんでいた。そういえば、このデッキから、夏には花火を見ることができる。

2階の出発ロビーにあるワインショップも、品揃えが良いと思うし、旅の玄関口以外の目的で空港に寄る、というのも悪くはないな、と思う。

欲を言えば、飲食店の料理の質がもうちょっと上がればなぁ、と思うのは私だけだろうか。
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さて、GW恒例(?)となった演奏会のご案内をいたします。

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なにわコラリア-ズ 第13回演奏会

2007年5月4日(金祝)
14:00開場、15:00開演
於 京都コンサートホール大ホール

曲目:
『V.Tormis男声合唱曲集』(仮)
・Nagemus Eestist/エストニアの未来
・kokko lenti koikkisesta/北東から鷲が舞った
・Varjele,Jumala,soasta/神よ、戦いより護りたまえ

男声合唱組曲『雪と花火』(多田武彦)

『アラカルトステージ』
・Dalvi Duoddahl Luohti/冬山のヨイク(Seppo Paakkunainen)
・Takeda lullaby/竹田の子守唄(G.Ives)
・Dulaman/ドゥラマン(M.McGlynn)
・The Singing Apes of Khao Yai/カオヤイの歌う猿(J.Sandstrom)

など

※曲目は変更される場合がございます

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一昨年までのいずみホール、昨年の西宮から場所を変えて、今年は京都で開催します。しかも、これまでほとんど夕方開演でしたが昼の開演となります。

皆様、こぞってお越しください。

京阪神以外にお住まいの皆様も、新緑のまぶしい京都にお出かけがてら、聴きにいらっしゃいませんか?

ご来場、心よりお待ち申しております。
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by h-katopon | 2007-03-11 16:41 | 音楽
「ちょっと背伸びして買ってみようかな」と思って購入した服に袖を通すとき、なんとなく背筋が伸びた感覚になるときがある。せっかくいいもの着るんだから、みっともなくは見せたくない、という意識が働くのだろう。

同じように、書き物をするとき、手に取った筆記具によって、気構えが違ってくる。

私が普段使っているのは、一昨年の秋に購入したクロスのボールペン。字は決して上手くないのだが、このペンを持つと、他のペンで書くときより、丁寧に書こうという意識が働くのだ。

分相応がいい、などとも言われるが、ちょっと背伸びしていいものを持つ、ということの効果は、結構あるのではなかろうか。
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