待ちこがれていたもの

一昨年、昨年と、年末にザ・シンフォニーホールの「21世紀の第九」に出演した際、バリトンソロを歌っていたキュウ・ウォン・ハン。

ソウルで生まれ、アメリカで育ち、そして学び、ヨーロッパで活躍する彼の声は、他の3人のソリストより、明らかに抜きん出ていた。

CDが出ていたり、リサイタルがあったりしたら、是非聴いてみたい、と思っていた。

昨日、仕事の後大阪に来てから寄ったCDショップで、偶然、彼のCDを見つけた。

古典イタリア歌曲からナポリ民謡までの数々を、リサイタルを聴いているような雰囲気に(本人がライナーノートに書いている)仕上げられた、これが彼のデビューアルバムとなる。

第九で感じた迫力もさることながら、古典歌曲は柔らい声で歌い上げている。

自己紹介として出した一枚は、彼の魅力のたっぷり詰まった一枚になったと思う。

演奏会に出かける機会自体がこれから少なくなっていくが、彼のリサイタルは、是非行きたいと思っている。その実現より先に、第九で一緒に歌うチャンスの方が先に到来するかな。
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by h-katopon | 2008-10-11 08:28 | 音楽