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始まりは「怒り」。でもそれだけではなかろう。

今日の日経新聞夕刊に、先週公演を聴いたコーラスグループ・Anunaを率いるマイケル・マクグリン氏が紹介されてた。

古代ケルト音楽をイメージした音楽性への評価が高まっていることを述べた後、この記事は、マイケルの言葉「伝統音楽を教えない母国の音楽教育への怒りが原動力だった」を紹介している。

そういえば、アイルランドで一般的に話されているのは英語だが、第一公用語は、ゲール語とされている。だから、道路標識は英語とゲール語が併記されているのだが、殆どの人はゲール語を話せないらしい、と、アイルランドへ出張したときに、現地に駐在している日本人に聞いた。

歴史的な背景を考えると、やはり、古代ケルト由来のものを封印しなければ生きていかれなかったのだろうか?


「怒りが原動力」ということでは、以前、何かの雑誌の記事で、ワタミ社長の渡邉美樹氏が、怒りが原動力、という趣旨のことを書いていたのを思い出した。そして、怒りの次にくるものは「愛」だと。

どんな話のつながりだったかは忘れたが、このことだけはメモ書きしていた。

マイケルの場合も、やはり、ケルト音楽への深い愛があることは間違いないだろう。

是非とも、もう一度、ナマで聴いてみたい。