かつての「遠い憧れ」に想う

昨日のことになるが、京都コンサートホールに「第55回東西四大学合唱演奏会」を聴きに行って来た。

改めて書くまでもないが、早稲田・慶應・関学・同志社の男声合唱団による競演である。

私の学生時代、「Big4」の名を恣にし、我々男声合唱をやるものにとって憧れの存在であった各団体。そして、それらが一同に会するこの演奏会は、「聞き逃すなんてありえない」、そんな位置づけであった。

あれから10数年経ち、自分自身もそれなりには歌えるようになり、耳も肥えてきた今、その伝統を引き継いだ学生たちの演奏に想うことは2つ。

1つは、人数の減少と共に存亡の危機まで騒がれた団もあるにもかかわらず、こうして今も熱くなって歌ってくれていること。

もう1つは、先ほどと背中合わせなのだが、10数年前に比べて歌い方に進歩がない、むしろ後退しているとさえ思えること。あの発声、言葉の立て方・・・ 私の耳には受け入れがたい。

我々の世代がもっと自分たちの歌に磨きをかけ、後に続く者にいい見本みせたい。改めてそう思った演奏会となった。
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by h-katopon | 2006-06-26 22:55 | 音楽