前倒しだけでなくJITも欲しい

服飾業界では、「季節先取り」が基本のようで、夏に帰省したついでに寄った銀座でも、8月半ばに既に秋冬物がショーウィンドゥに並んでいた。

これは女性ファッションに限った話だと、若かりし頃は思っていたが、男性服のブランドでも、7月の夏物クリアランスが終わったら、外が猛暑日にも拘わらず、店頭には秋物が並ぶようになって久しくなった気がする。
(もっとも、今の土地に住んでから、ファッションにはもともと無頓着だったのものにさらに無頓着さが増したから、私の服装は適当極まりないのだが)

季節先取りは、そのくらいで収まってほしいのだが、ほかの業界でも当たり前のように展開されている。

広い意味での食品業界がそれ。

10月末のハロウィンを意識したパッケージのお菓子を店頭に見かけるのは、9月後半から。

そして、私の大好きなビール(ビール系飲料含む)も、10月に入ると同時に冬限定の商品を発売しだした。

しかし、このビールに関しては、発売時期を見直していただきたい、と思った。

冬限定のビール類。この2日間で3社の製品を飲んだが、全般的に、飲み物の味は「薄い」と感じる。

想像だが、冬場は味の濃い料理が多いと想定し、バランスを取るために薄めのテイストにしたのだろうか。

そうなれば、まだ夏日(ところにより真夏日?)となるこのタイミングで、冬限定商品を出すのは早すぎの感がある。むしろ、秋限定の味をこのタイミングで出してほしい。

季節先取りもひとつの戦略・戦術だろうが、食材の旬のタイミングに合わせて、それに合いそうなビールを提供していく。むずかしいだろうが、それを実現してほしいんですよね。ビール会社の皆様。
[PR]