METライブビューイング「パルシファル」(ワーグナー)

今シーズン10作目のライブビューイングとして上演された、ワーグナーの「パルシファル」。

休憩挟んで5時間半の上映は、結構しんどかったが聴き応えがあった。

圧巻だったのは、題名のパルシファルを演じたヨナス・カウフマン(T)。どのアリアも見事に歌い上げていた。

続いて、老騎士グルネマンツを演じたルネ・パーペ(Bs)。彼の出演は、3シーズン前の何かのライブビューイングで観てその豊かな低音に魅了された。今回も見事に存在感を示してくれた。

個々の歌い手は見事だったこの作品、現代風の演出になっていたのだが、その意図がよくわからないな、というままに舞台が進行していった。オペラを色々見慣れている人なら、演出の意図もつかみながら鑑賞できるのだろうが、私はまだその域に達していない。今後もライブビューイングは見続けていくので、その中で舞台を観る眼を育てていきたい。

13日(土)から始まっている「フランチェスカ・ダーリミニ」、来月中盤の「ジュリアスシーザー」が残っているが、私の今シーズンのMET鑑賞は、スケジュールの都合からこれにて終了。気に入った歌手のCDを物色するなどして、11月からの13-14シーズンを楽しみに待つことにしよう。
[PR]
by h-katopon | 2013-04-14 17:22 | 音楽