あれから16年

1997年3月30日。

前日のバリオホールでの合唱の演奏会で歌い終えた私は、西へ向かう新幹線の車中に居た。

1ヶ月前に内示を受けた異動により、東京を離れ、赴任地の大阪に向かっていた。

車窓には、ちょうど見ごろを迎えていた桜。

ラジオのダイヤルを合わせて聴いていた、新幹線ミュージックチャンネルでは、槇原敬之の「遠く遠く」。

これらが、住み慣れた首都圏を初めて離れる私を励ましてくれた。

自分は大阪に根を張る、と心を決めたときでもあった。
今は更に西に居を移しているが、最終的には大阪に腰を落ち着けようという思いは変わらない。


16年経った3月30日。
あの時のことを思い出しながら、徳山で満開になった桜を眺めていた。

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