「見た目」は侮れない

容姿の事ではなく、演奏する時の話である。
(もちろん、容姿も大事ではあるが、自分自身がダメダメなのでそこへの言及は避ける。)

歌う際の立ち姿が綺麗だったり、曲に合わせて表情を変えたり、身体の動きが出ると、その人からの声が際立って客席に届いているような気になる。特に知人がオンステしている演奏会ではそれを強く感じる。

譜持ちで舞台に上がる際にも、上記のことがうまくできていれば声が客席に届いてくる気がするし、逆に楽譜かじりつきで歌っている姿を見ると、「あぁ、この人の声は聞こえてこないな」と思ってしまう。

もう15年近く前のことだが、メンバーのほぼ全員が譜持ちでオンステした演奏会の後、聴きに来てくれた知人に「どうして私たちに向かって歌ってくれないの?」と責められたことがある。

実際のところは、きちんと声が飛んできてるのだと思うが、見た目でこういう判断されることもあるんだな。実際、自分もそういう感覚持ってるし。


私は暗譜至上主義ではない。むしろ譜持ちで舞台に立つことの方が多い。
但し、練習をしっかり積んでいる曲は、ほぼ譜面を落として歌える状態になっているのも事実である。逆に譜面が手元にないと歌えない曲は、自分が消化しきれずに歌っていることが多い。このことも、上記の判断を下すことと関係しているのかもしれない。


「この姿で歌ったら聴き手はどう思うか」普段の練習でもそんなことを意識しながら歌っていきたい。
そういえば、昔観たバーバーショップのビデオで、練習のことをRehearsalと呼んでいたっけ。そういう感覚でいなきゃだめなんだね。
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by h-katopon | 2013-03-24 10:26 | 音楽