シンフォニーの舞台での学び

先月30日の「21世紀の第九」でのこと。

客席最前列に、うっとりとしながら曲を聴いている女性がいた。
その方は、華やかな色の和服を召していた。

この時間を楽しむために、昨日までは大変な苦労をされてたのかな、などと、想像(若干妄想もあったかもしれない)しながら自分の出番を待っていた。

そして、「この方をがっかりさせるような演奏をしてはならない。歌が入ったらもっと笑顔になってもらいたい」とも。

その結果が、個人レベルで惨憺たるものだったのは、前稿のとおりなのだが。

出演する側も、貴重な時間を割いて練習を積み重ねているが、客席に座る方々も、貴重な時間とお金を割いて聴きに来てくださっている。

その人たちを前にした演奏で「ブランクがあったから」「忙しくて練習できなかったから」などと、演奏する側の都合で勝手な言い訳をしてはならない。しかも、その言い訳は、(少なくとも自分の過去の状況を振り返るに)努力の時間、練習の時間があったにも関わらずできなかった(やろうとしなかった)ことがほとんどである。

もちろん、心身ともに常に万全とはいかないだろう。そんなときでも、最低限聴いていただいて恥ずかしくない演奏をする。こんなことを書いている時間があったら、実践実践。(汗)
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by h-katopon | 2013-01-06 21:49 | 音楽