週末のアサカツ

久しぶりに予定のない土曜日。

普通なら7時ころまでゆっくり寝ているところなのだが、今日は珍しく5時に起床した。

そのままじっと横になり続けるのもしんどいので(実は寝るのも体力がいるのか・・・?)、同居人を起こさぬよう別の部屋に移って読書していた。

実は最近、本は買う方ばかり進んでいて読むほうが滞っていた。
7時半までに新書2冊を読了した。

<読んだ本>
ニッポンの書評 (光文社新書)
書評家で、講座も開いている筆者が、日本と海外との書評の違いの開設や、特定作品の書評を巡るある書評の筆者とのやりとり、書評ブログやAmazonレビューへの所感などを通じて、書評の何たるかを教えてくれる1冊。15回の講義形式+対談の構成で、少しずつ、自分の理解度を確認しながら読み進めることができ、読み返しもしやすい。
前半にあった、”「この本を読んでみたい」という気持ちにさせられる内容であって欲しい”の一言。読んだ本に関してBlogを書くときは、この点を心掛けたい。

指揮者の仕事術 (光文社新書)
指揮者として活動しながら、日経ビジネスオンライン等にも寄稿しておられる筆者。指揮者とう仕事の紹介を軸に置きながら、実はその仕事の仕方が一般のビジネスにも通じるものがあることと伝えてくれたり、演奏する者に対しては、演奏曲をどこまで理解して音にしようとしているか、という大事な問いを投げかけてくれたり、CDやiPodが聴くスタイルが中心になってしまった現状に、いやいや、劇場でナマの音楽に触れることが大事なんだ(劇場で如何に聴かせるかにキチンと気を配らせるのが指揮者の仕事なんだ)と教えてくれたり、得るものが多い一冊だった。

音楽に詳しくない人にも興味を持って読んでもらえるようにと、専門的な言葉は極力避ける形で文章が書かれている。実は、一番学ぶべきはこの姿勢だと思う。


虫の鳴き声をBGMに、しっかりと「アサカツ」をした週末の始まりだった。
[PR]