やはり一番目指す姿勢は忘れるべからず

もうだいぶ前の話になるだろうか。

競争を排除することに躍起になったのか、運動会の徒競争で皆が並んでゴールする、という話をあちこちで聞いて開いた口がふさがらなかったのは。

「ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」と「世界で一つだけの花」で歌われていた頃だったと記憶している。

それからしばらく後、「オンリーワンは、究極的にはナンバーワンだ」という論調を目にした。人がやっていないことを極めようとしても、暫くしたら必ず後から追って来るものがいる。その側面を意識したものだと記憶している。

人間、それぞれに得手不得手があり、全てにおいて周囲から抜きんでる、ということはなかなか難しい。そんな中、どんな些細なことでもいいから「これだけは誰にも負けない」というもの、すなわちナンバーワンになるものを見つけ出す。そうして見つけた「誰にも負けない」と思えるものは、自分の強みになり、何か壁にぶつかったときでも「自分にはこれができるんだ」という心の拠り所になりうる。

競争相手は、必ずしも他人とは限らない。昨日までの自分と争って勝つことを目指すのだっていい。

一番を目指す姿勢。それは難しいとしても「今より一歩前に出る」姿勢は、忘れずに備えていきたい。
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