年末恒例は「今年の一字」のみに非ず

去る12月10日(金)に、今年を表す一字が「暑」に決まり、すっかり忘れかけていた猛暑の夏を少しだけ思い出した。

同じ日の朝日新聞の天声人語では、これまた年末恒例となっている、「創作四字熟語」が紹介されていた。

最近はさぼりがちなコラムの書き写し、今は時間短縮のためもあり、日本経済新聞の「春秋」にしているが、長いこと「天声人語」を教材に使っていたこともあり、月末の「○月のことばから」と併せ、毎年この時期に紹介される「創作四字熟語」を楽しみにしている。

「公電泥棒」「辛辣万食(しんらーばんしょく)」「四萌八萌(しほうはっぽう)」「流呟飛語(りゅうげんひご)」「土佐人気」「全人見塔(みとう)」など、解説を含めてみると「そういえば、そんなこともあったよねぇ」と今年の出来事を思い出すことができる。

今年の天声人語の締めに選ばれたのは、W杯で勝敗を当てまくって天に召されていった蛸のパウルくんにちなんだ「百発蛸中(たこちゅう)」。「ちょっと無理があるのでは」と思える熟語も並ぶが、「今年の一字」を予想するよりも頭を働かせることになる。

自分自身の今年の出来事を創作四字熟語で、というのは難しいので、私は今年もおとなしく、「自分にとって2010年をあらわす一字」を思い浮かべることにしよう。
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