衿を正して歌う

春から冬に逆戻りして、せっかく膨らんできた桜のつぼみも身を縮めたくなる今日、広島・世界平和記念聖堂での演奏会に出演した。

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初めてこの場所で歌った昨年もそうだったのだが、建物自体がオーラを放っているこの場所で歌う、ということだけで、衿を正さずにはいられなくなる。そんな思いにさせられる場所だ。

だいたい、月1回の頻度で開かれる、この聖堂での演奏会。メインは、やはりこの聖堂に備わっているパイプオルガンだろう。今日の演奏会も、合唱4曲、オルガン6曲による構成。合唱の出来は置いておくとして、聖堂に響き渡るオルガンの荘厳な音に、なぜか胸が熱くなる思いだった。

終演後、聖堂内を観ていると、足元に「望」「愛」と書かれている丸い蓋を発見した。

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「見つけた!」という思いでシャッターを切るのは、軽率な行為だったかもしれないが、いずれも心にとどめておかねばならない言葉である。

とにかく寒かった聖堂。歌う方はそれなりに寒さ対策を講じて歌っていたが、ストーブが効かなかった中で、休憩もなく1時間強の間、じっと聴いてくださっていたお客様には、心からお礼申し上げます。
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