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事故続き

この週末は、列車事故のあおりを2度くった。

一度目は金曜日の夜。仕事の後、葡萄練習のために京都へ。練習後、仲間と飲んだ後に京都発大阪行の終電に乗って家路につこうとしたのだが、長岡京で事故があり、少しの間発車が見送られた。事故があったのは、長岡京駅の上り(京都・米原方面行き)ホーム。翌日ニュースで知ったのだが、30代会社員がホームから転落したのを、50代の同僚の方が助けようとして線路に下りたところに新快速電車が進入したらしい。10年ほど前、東京・新大久保の山手線ホームで、同じような事故が起こったのをふと思い出す。

二度目は今日。先に書き込んだジャパンユース合唱団演奏会の帰り。一旦梅田で寄り道して帰ろうとしたところ、今度は東淀川-吹田間で人身事故発生。結局阪急に乗って帰ってきた。

一度目の災難に一緒に直面した歌仲間に今日の話をしたら、「事故引き寄せてない?」という突っ込み。うーん、どうなんだろう・・・

私の大学時代の友人でも一人、列車事故で命を落としている。3年前の9月のことだ。
自室で深酒をしてたときに、頭をどこかにぶつけたらしいのだが、その打ち所が悪く、内出血を起こしていたのだが、そこですぐに医者にかからずに数日様子を見ていたらしい。だがやはり状態が悪くなり、本人もおかしいと思って医者に行こうとして、電車を待っているときにホームに転落して・・・

あのとき、仕事中に突然携帯にかかってきた電話を、信じることはできなかった。
頭の切れる奴だった。ゼミの中で5人受けた国家公務員試験を、ただ一人パスして官庁に入った男である。アメリカ留学も終え、まさにこれから実力を発揮できる、という時期になっていた。それなのに・・・

この友人のことを思ったり、この世に一瞬現れ、去っていった妹(生きていれば31歳 そう言えば誕生日<同時に命日>は、やはり9月)のことを思うと、どんなに辛いことがあっても「あいつらの分も自分は生きる」という前向きな気持ちを引き戻すことができる。