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ジェットストリームに感じる時の流れ

遠い地平線が消えて
深々とした夜の闇に心を休める時
遥か雲海の上を音も無く流れ去る気流は
限り無い宇宙の営みを告げています

満天の星を頂く果てしない光の海を
豊かに流れ行く風に心を開けば
煌めく星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂の何と饒舌なことでしょうか


ご存知、TOKYO-FM系列で平日午前0時に放送される「ジェット・ストリーム」のオープニングのナレーションである。

このナレーションと、ゆったりした音楽を聴かなければ一日が終わらない、という生活を送られた方も多かったことだろう。

私もその一人だった。

城達也さんが退かれてから、しばしの間、このナレーションは姿を消していた。

パーソナリティが変われば、路線も変わる、といったところだろうか。

それを機に、私もこの番組を聴く機会が減っていった。

そして、光へ移ったら、何と家でFMが聴けない環境になってしまった。(車のラジオも、電波の入りが悪い。)
更に、始業が1時間早くなったこともあり、日付が変わる前には眠りについていないと、翌日に響く状態となり、気がつけば、すっかりこの番組から離れてしまっていた。

連休で大阪に来ている今日、久しぶりに「ジェット・ストリーム」を聴いた。

パーソナリティこそ変わっているが、冒頭のセリフが復活していた。

しかし、流れる音楽は、城達也の時代から大きく変わっている。

静かに一日の終わりを迎える際のBGMには、ちょっとにぎやかかな、と感じた。

これも時代の流れなのか。