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読書空間確保のための投資

本を読む空間として、普通は自室を使うことが多いのだろうが、私の場合、ついついPCの前に座り込んでネットをあちこち見ているうちに時間が過ぎてしまい、家では読書が進まなくなっている。

大阪時代には、仕事の行き帰りのコーヒーショップを、読書空間として使っていた。

山口に来てからも、いろいろな場所を読書空間として使っている。たまに大阪に行く間の新幹線車内、「ある」の練習に行く際の電車の中、そして広島に着いてすぐにかけこむ改札そばのスタバ、そして、普段の仕事帰り、車で通勤した際に足を伸ばしている下松のショッピングモールにあるドトールなどなど・・・。

コーヒーショップでの騒がしさはもともと慣れているが、電車の中は、決して快適な空間とは言えない。新幹線は、新大阪以西はトンネルがほとんどだし、在来線も、使っている車両が、東京圏や大阪圏で20年くらい前に引退した車両である。音が気になるのだ。

その悩みを解消すべく、新たなヘッドホンを購入した。
Bose社のQuiet Confort 3

Bose社のヘッドホン、これまでに2種類購入しているが、ノイズキャンセリング機能がついたものは今回が初めてである。過去に購入した2台とも、それなりに外部の音を遮断してくれるのだが、やはり山陽新幹線の中ではちょっとノイズが気になった。

Quiet Confort 3 に変えてみてから、新幹線や在来線の車内で、周りの音が本当に気にならなくなり、読書のBGMで流しているPodcastのニュースが、耳に入りやすくなってきた。音楽でももちろん、良い音を聴かせてくれる。肝心の読書にも、以前より集中できるようになった。

ヘッドホンに4万円以上のお金をつぎ込むのはどうなん?と、少し前の自分なら思っていたが、実際使ってみると、「これは、読書空間確保のためのいい自己投資になった」と満足している。もっとも、こんな道具に頼らず、どんな所でも読書に集中できる上手な方もおられるのだろうが。