速度を落とすことで見えるもの

今日から通勤の手段を自転車からウォーキングに切り替えた。

ある雑誌のPodcastを聴いたとき、その雑誌のデスクが、一日10~13Kmのウォーキングを週5回程度続けていたところ、5か月で相当の効果(体重だけでなく、体脂肪のダウンも)を得た、という話に刺激を受けてのことだ。

動機は単純で、人の影響を受けやすいと言われればそれまでだが、とにかく実行に移してみることが大事である。

片道約5Kmの道のりを50分。ちょうど時速6kmくらい。ジムでウォーキングしていた頃と同じペースである。

通勤にこれだけの時間が取れれば、往復するうちに「これ、絶対聴こう」と決めていたPodcastを一通り聴くことができる。雨が降る日は難しいが、天気の心配がないときは、基本的に歩くことにしよう。

道すがら、海岸線が見える場所が何箇所かある。今日、帰りにふとそちらに目をみやると、煌々と輝く三日月に水面が照らされる風景が飛び込んできた。あまりに幻想的に映ったその風景に、しばらく歩を進めることができなかった。自転車に乗っていたら、家に向けてペダルを進めることばかり考えて、見向きもしなかった風景かもしれない。

こうして、自分なりの絶景スポット(「絶景」というにはちと大げさか)を見つけていくことも、ここでの生活の楽しみと言えよう。

歩を進めようとして空に目を向けると、たくさんの星が輝いていた。これもまた、心の洗われる景色である。
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